門弟の中にグローバル企業に勤めている者や、英国企業に
勤めていた者がいるようだ。
大いに歓迎する。
グローバル企業といっても、色々あるのだろうし、細かい
事情は知らない。
わしの読者は優秀だから、外資に勤めている者から、
六本木ヒルズで声をかけられ、握手を求められたことがある。
申し訳なさそうに、「外資なんですけど家族のために頑張って
おりますので」などと、わしに対して冗談交じりで言ってたが、
今でも『ゴー宣』を読み続けていた。
わしは笑いながら「家族を守るのは大切だ。頑張りなさい」と
応えたものだ。
公と私、個人と集団、誰もがそのバランスを取りながら人生を
歩んでいる。
わしの読者を続けている者の動機はいろいろあるだろう。
少なくとも日本国への愛がなければ、読み続けられないかも
しれない。
グローバル企業に勤めていても、愛国心があるという者は
多いはずだ。
思想として、哲学として、ナショナリズムとグローバリズムの
関係性を考えておくことは、全世界の未来を予測する上で、
重要なことだと思う。